赤穂市また贈収賄事件 210万円収賄容疑、市課長逮捕

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 兵庫県赤穂市発注の工事で便宜を図る見返りに現金210万円を受け取ったとして、県警は23日、収賄の疑いで赤穂市浄水施設担当課長の西川貞寛容疑者(58)=同市=を、贈賄の疑いで貯水タンクメーカー「森松工業」(本社・岐阜県本巣市)大阪支店課長、松岡正紀容疑者(48)=大阪府茨木市=とその上司2人を逮捕し、発表した。4人の認否を明らかにしていない。

 捜査2課によると、工事は赤穂市の老朽化した配水池の再整備。設計担当だった西川容疑者は昨年3月、森松工業製のタンクが使われやすいように工事の仕様書などを作成する見返りに同社側から現金210万円を受け取った疑いがある。営業担当だった松岡容疑者が市内の浄水場で現金を手渡したという。

 工事は昨年6月に赤穂市の業者が落札し、この業者に森松工業がタンクを納入する予定だったという。赤穂市によると、西川容疑者は1981年に採用され、2018年から現職。赤穂市では2019年にも贈収賄事件が2件相次ぎ、当時の係長2人がそれぞれ逮捕された。