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 トランプ前大統領の時代に米ホワイトハウスの大統領執務室に設置されていた「赤色のボタン」が、バイデン大統領の就任後に撤去されたとして話題になっている。ボタンはかつて大統領の机の上に置かれ、それを押せば「ダイエットコーク」が執務室まで運ばれてきたという。AP通信など複数のメディアが「ダイエットコーク ボタン」などとして報じている。

 報道によると、このボタンはトランプ氏の在任期間中、大統領執務室の机上に置かれていた。複数の記者の目撃談として、トランプ氏がボタンを押すと、執事がコカ・コーラ社のダイエットコークを運んできたなどと伝えている。米誌ニューズウィークは、トランプ氏は無類のダイエットコーク好きで、1日に12杯飲んでいたといううわさもあったと報じている。

 ボタンは超大国の大統領の机上にあり、しかも緊急性を連想させるような赤色だった。米誌タイムによると、執務室を訪れたある記者が「それは核兵器のボタンですか?」と聞くと、トランプ氏は「違う。だけど、みんなそう思っているようだ」と言って実際に押して見せたこともあったという。

 今月20日にバイデン政権に移行した後、このボタンがなくなったことに気が付いたのは、以前にトランプ氏に直接取材したことがある記者だった。

 英ラジオのコメンテーター、トム・ニュートン・ダンさんは2019年に執務室でトランプ氏に直接取材した。日本時間の今月22日、ツイッターに「トランプ氏がボタンを押すと、執事がすぐに銀色の大皿にダイエットコークを載せて持ってきた。ボタンはもうなくなってしまった」と写真と一緒に投稿すると、24日午前0時時点で「いいね」は13・5万件を超えた。「そんなボタンが存在したのか…」と驚く声のほか、「執務室に冷蔵庫を置けばいいのに」などの反応があった。(半田尚子)