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 中国山東省煙台市の金鉱で発生した爆発事故により、坑道に閉じ込められていた作業員11人が24日、救出された。10日に起きた事故ではさらに11人が行方不明となっており、地元当局が630人態勢で救出作業を続けている。

 救出された作業員の多くは事故当時、地下600メートル地点で掘削業務にあたっていた。救助隊が事故後に坑道までの穴を通して懐中電灯や筆記具を届けたところ、17日に「救援作業をやめないで」と書かれたメモが返ってきたため、救助隊員を増員してふさがった坑道の開通を急いでいた。

 中国メディアによると、救出された11人は1人がけがを負っているものの、命に別条はないという。ただ、残りの11人とは連絡が取れていない。同省は事故調査チームを立ち上げており、「法に基づいて厳格に責任を追及する」としている。(北京=冨名腰隆)