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 杉山晋輔駐米大使が25日の離任を前に、朝日新聞の取材に応じ、安倍晋三前首相とトランプ前米大統領の「蜜月関係」の舞台裏や、今後の日米関係のあり方について語った。

 安倍氏とトランプ氏の関係は、2016年の大統領選直後、安倍氏が就任前のトランプ氏をニューヨークで訪ねたことから始まった。就任前の訪問は異例で、世界の他の首脳にも先駆けた会談だった。杉山氏によると「米政府から正式ブリーフを受け、もう少し落ち着いてから首脳会談をすべきだ」という意見は日本政府にもあった。ただ、「トランプ氏の人柄や、スタイルを直感的に感じ、とにかくまず、会って直接話した方がいい」と、安倍氏が判断したという。

 会談を行った背景には、在日米軍撤退を示唆するなど、トランプ氏の選挙期間中の言動があった。杉山氏は「日本に対して必ずしも正確ではないところがあり、非常に厳しい見方をしていた」と指摘し、「日米関係や東アジア情勢など大事なところについて、直接話した方が良いと、安倍氏が決断した」と語った。

 両首脳はその後、頻繁な会談やゴルフを通じ、個人的な関係を深めた。安倍氏が北朝鮮問題をめぐってトランプ氏をノーベル平和賞候補として推薦したり、外国要人として初めて新天皇と会見する国賓として招待したりした行為は「おだて外交」とも批判されたが、杉山氏は「米国とは経済外交安保面でも極めて良い関係であり、米大統領を国賓として招いたのは非常に自然なことだ」と反論した。

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