プーチン氏に「力見せつけた」 全国でデモ、3千人拘束

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モスクワ=石橋亮介 ワシントン=渡辺丘
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 ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏の解放を求めるデモは23日に全国100カ所以上に広がり、3千人超が拘束される事態となった。プーチン政権は抑え込みをはかっているが、予想以上の盛り上がりにナバリヌイ氏側は「政権に打撃を与えた」とし、次の週末にもデモを行うと宣言した。

 デモは、17日にドイツから帰国直後に拘束されたナバリヌイ氏が呼びかけた。当初は全国66都市で開催が予定されていたが、自発的なデモも各地で相次ぎ、ロシアメディアによると全国111カ所で行われたという。モスクワの市民団体によると、同市では1万5千人以上が参加した。政権は治安部隊を投入し、人権監視団体OVDインフォによると、全国で3521人が拘束された。

拡大する写真・図版プーシキン像が見下ろすモスクワ中心部の広場を埋め尽くすデモ隊=2021年1月23日、モスクワ、石橋亮介撮影

 ナバリヌイ氏の陣営は23日夜、「プーチン(大統領)に我々の力を見せつけた。だが変革は1日では起こせない」との声明を出し、市民が次の週末もデモに集まるよう呼びかけた。ロシアでは政権に批判的なメディアやSNSを通じ、治安部隊がデモ参加者を警棒で殴ったり、集団で抑え込んだりする動画が拡散しており、市民の関心が高まっている。

 一方、政権側は「デモ参加者…

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