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 結晶に光を当てると、曲がったり、伸びたり。龍谷大学先端理工学部の内田欣吾教授(有機機能材料化学)らが取り組むのは、不思議な性質を持った有機化合物の研究だ。物に塗って使えば、光を当てるだけで表面の性質を変えたり、小さな物体を光によって操ったりして使えるかもしれない。光で動く「ロボット」を作れるかもしれないという。

 内田教授らは光で形が変わる有機化合物の結晶を使って、落とした水をハスの葉のように跳ねさせる撥水(はっすい)性の高い表面構造や、逆に表面になじませる親水性の構造などを作ってきた。

 さらに昨年、長さ約650マイクロメートル、厚さ3マイクロメートルの針のような形をした結晶が見せる不思議な動きの謎を解き明かし、英科学誌に発表した。(https://doi.org/10.1039/D0SC05388K別ウインドウで開きます

 この結晶は横方向から紫外光を当てると2段階の動きを見せる。まずは光とは逆に少しのけぞるように、しばらくすると光の方向にお辞儀をするように急激に曲がる。紫外光を可視光に変えると、また2段階の動きを見せながらまっすぐに戻る。

 第1段階の変化についてはこれ…

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