ポルトガル大統領選、現職が再選 右翼も一定の存在感

疋田多揚
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 ポルトガルの大統領選が24日投開票され、現職のマルセロ・レベロデソウザ大統領(72)が再選された。地元メディアによると、内務省の集計(開票率99・9%)で、レベロデソウザ氏の得票率は60・7%だった。

 2019年の総選挙で国会に初議席を得た右翼ポピュリスト政党シェーガのベントゥーラ党首も立候補。移民の抑制などで共闘するフランスの右翼政党国民連合のルペン党首も応援に駆けつけ、11・9%の得票率で3番手につけるなど、一定の存在感を示した。

 ポルトガルは首相が政治の実権を持つ一方、国家元首の大統領は議会の解散権など一定の権限を握る。2016年に就任したレベロデソウザ氏は、野党社会民主党中道右派)の元党首で、過去にテレビのコメンテーターを務め、親しみやすい性格から国民の人気も高かった。

 ポルトガルでは新型コロナウイルスの感染が広まり、飲食店などが閉鎖するロックダウン都市封鎖)下での投票となり、投票率は39・5%にとどまった。(疋田多揚)