自民、広島3区支部長に石橋県議内定 河井克行氏の後任

笹井継夫、松島研人
[PR]

 次期衆院選の広島3区をめぐり、自民党は25日、広島県議の石橋林太郎氏を同区の党支部長に内定した。ただ、党本部は同区で候補者を擁立せず、公明党斉藤鉄夫副代表(比例中国ブロック)を支援する方向で調整している。党内では石橋氏を比例中国ブロックに回す案も検討しており、この日は支部長には決定せず、内定にとどめた。

 同区の現職は、自民を離党し、公職選挙法違反の罪で公判中の河井克行被告。県連は昨年12月、石橋氏を同区の候補者となる党支部長候補に決めたが、斉藤氏も立候補を表明していることから、自公の党本部で候補者調整が続いている。

 この日、県連会長の宮沢洋一元経済産業相や石橋氏ら県連側と、二階俊博幹事長、山口泰明選挙対策委員長らが党本部で会談し、内定を伝えた。会談後、宮沢氏は「(候補者)調整の中身は一切議論はされていない」とした上で、「全体の調整は党本部の話。今後、我々も相談を受ける」と述べるにとどめた。

 一方、党本部が内定にとどめたことに、県連幹部は「もし自民が(公明に)譲るとなれば、地元と党本部の溝は深まり、自民支持者も離れていく」と語った。笹井継夫、松島研人)