保守分裂の岐阜知事選、自民支持層の6割弱が現職に投票

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板倉吉延
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 55年ぶりの「保守分裂」で注目された岐阜県知事選(24日投開票)は、現職の古田肇氏(73)が、元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英氏(56)、新日本婦人の会県本部会長の稲垣豊子氏(69)=共産推薦=、薬剤師で元県職員の新田雄司氏(36)の新顔3氏を破って5選を果たした。

 今回の知事選は、県選出の自民党国会議員と同党県議の支持が古田氏と江崎氏に二分された。朝日新聞社などが24日に投票を終えた人を対象に行った出口調査では、自民支持層の6割弱を古田氏が押さえ、江崎氏は約4割にとどまった。全体の約3割を占める無党派層の支持は古田氏と江崎氏がほぼ並び、立憲民主支持層は43%が江崎氏、41%が古田氏に投票した。古田氏は公明支持層の55%を取り込んだが、江崎氏は35%にとどまるなど、古田氏が幅広い層から支持を受けたとみられる。

 古田氏の5選は岐阜県政史上最多だが、投票の際に多選を「考慮した」と答えた人のうち45%が古田氏に投票しており、江崎氏とほぼ同じだった。多選を「考慮しなかった」と答えた人では54%が古田氏に、31%が江崎氏に投票した。

 投票の際に一番重視したのは…

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