習氏、IOC会長と電話会談 北京五輪「条件整えた」

北京=冨名腰隆
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 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は25日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話会談した。習氏は2022年に予定される北京冬季五輪について、「中国は新型コロナウイルスを封じ込めて経済回復を実現し、五輪開催へのふさわしい条件を整えた」と強調した。今年夏の東京五輪開催に向けても「IOCや各国と努力したい」と語った。中国外務省とIOC双方が発表した。

 北京冬季五輪は来年2月4日に開幕する予定。習氏は18、19両日に五輪予定会場を視察し、準備状況を自ら確認したばかりだった。

 習氏はバッハ氏に「必ず予定通りにすべての準備が整う」とアピールした。中国外務省によると、バッハ氏は祝意を表したうえで、国際人権団体などから北京五輪開催の再考を求める意見が出ていることを念頭に「IOCはスポーツの政治化に反対し、中国との協力強化を続けたい」と述べたという。(北京=冨名腰隆)