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 東京・大手町に本社を構える人材サービス大手のパソナグループが、約450キロ離れた兵庫・淡路島に移転を始めた。あと3年余りで主要な本社機能を移し、最終的に1千人以上が島内で勤務する計画という。とはいえ、島は神戸や大阪の都市部から車で30分~1時間ほど。すでに島で働く社員の半数以上は本州側に住んでいるのが実情だ。島に移住して得られるもの、得られないものとは何か。社員の一日に密着してみた。

 リビングのカーテンを開け、見渡すと陽光に照らされた海――。昨年12月のある朝、経営企画部で働く岡田智一さん(38)はいつものように部屋からの景色を眺めた。テーブルを家族で囲んで朝食をとり、そろって家を出るのは午前9時過ぎ。「電車やバスで過ごしていた時間が、家族でコミュニケーションを取る時間に変わった」という。

 機能移転の第1陣として昨年8月末、都内から淡路市に引っ越してきた。会社が借り上げたマンションの一室で、妻の智実さん(38)と娘(3)の3人で暮らす。智実さんもパソナ子会社の社員で、夫婦ともに市内で働いている。

 部屋の面積は約70平方メートルと倍近くになった一方、家賃は10万円弱とほぼ半減。外食や服を買う機会も減った。水道光熱費は増えたが、全体で見れば生活コストは大きく減った。

 何より気に入っているのは自然…

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