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 給食に「全集中」――。岐阜県関市板取学校給食センターが、全国学校給食週間(24~30日)に合わせ、人気アニメ「鬼滅の刃」の登場人物の好物を献立に取り入れた給食を始めた。

 初日の25日は市立板取小学校の児童17人が、時透(ときとう)無一郎が好きな「ふろふき大根」のほか、伊黒小芭内(いぐろおばない)の「とろろ昆布のすまし汁」、悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)の「炊き込みごはん」に関市の洞戸キウイ入りフルーツヨーグルトパフェを味わった。

 昨年11月下旬、学校行事で児童5人が、ギターやベース、ドラムなどを練習し、アニメの主題歌「紅蓮華(ぐれんげ)」を演奏。それに感動した同センターの管理栄養士、坪井伸子さんが、コロナ禍で休校や運動会などの学校行事の中止が相次ぎ、「せめて給食だけでも楽しんでほしい」と企画した。

 主題歌を同市出身の歌手LiSAさんが歌っていることもあった。坪井さんは、漫画や公式ガイドブックなどから情報収集。栄養バランスを考えながら、地元の食材を活用したメニューを考案した。

 給食を食べた6年生の長屋蒼空さん(12)は「漫画が大好きなので楽しみにしていた。特別な感じで、炊き込みご飯がとてもおいしかった」と笑顔だった。

 「鬼滅給食」は29日まで続き、胡蝶しのぶの「しょうがのつくだ煮」、嘴平(はしびら)伊之助の「天ぷら」、煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の「さつまいものみそ汁」、竈門禰豆子(かまどねずこ)の「こんぺいとう」が献立に並ぶ。(松永佳伸)