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 広島県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人のうち、当初は無症状だった人が約2割いたことがわかった。糖尿病など基礎疾患があった人は約9割に上った。県が26日発表した。

 県によると、1月20日までに死亡した77人について分析したところ、感染が判明した当初は無症状で、その後重症化して亡くなった人は14人いた。さらに、77人のうち糖尿病や高血圧などの基礎疾患があった人は69人で、基礎疾患のない人は3人だった(残り5人は確認中)。年代別でみると、59歳以下が3人、60~69歳が10人、70~79歳が16人、80~89歳が33人、90歳以上が15人で、70歳以上が約8割を占めた。

 一方、感染者全体では70代の3・8%、80代の11・4%、90歳以上の14・6%が亡くなっている。

 コロナによる県内の死者は昨年11月までは6人だったが、広島市内で感染が急拡大した昨年12月以降、今年1月20日までに71人増えた。湯崎英彦知事は記者会見で「基礎疾患がない人も安心せずに、かぜの症状であっても検査を受けてほしい」と呼びかけた。(東谷晃平)