出前の宅配料、市が全額負担 外出自粛促すため4億円

新型コロナウイルス

白石昌幸
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 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止で市民の外出自粛を促すため、熊本市は26日、市内の飲食店の出前宅配料を全額負担すると発表した。市指定の飲食宅配代行業者の利用が対象で、2月上旬にも事業を開始する。市によると、昨年の緊急事態宣言時に千葉市が同様の事業を実施したという。

 熊本市産業振興課によると、対象は市内に店舗があり市指定の飲食宅配代行業者を利用している店舗で、注文者が飲食宅配代行業者に支払う配達料(1件約400円)を市が全額負担する。配達区域は飲食宅配代行業者の配達可能エリア内となる。対象期間は2月上旬~3月31日で、現在、飲食宅配代行業者4社と交渉中で、指定が決まり次第、市のホームページなどで周知する。

 また、①市内の宿泊施設が提供するテレワークプランの利用料金を最大3千円割引する事業②高齢者施設でのクラスター対策として、デイサービスなど通所・訪問型の事業所2046カ所の従事者約2万人を対象に無料PCR検査の実施③自宅療養者の健康観察の民間委託を実施する。

 市は26日、事業費総額約4億1600万円を専決処分した。財源はいずれも国県支出金が充てられる。(白石昌幸)

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