新型コロナウイルスによって奪われた命。感染予防のため対面が制限されるなど、不自由な「みとり」が遺族の心情を複雑なものにしている。大切な人の最期にどう向き合えばいいのか。模索が続く。
苦しむことなく眠るように逝ってほしい。そして、赤やピンクの花を敷き詰めたひつぎに、色鮮やかな着物姿の母を寝かせ、たくさん思い出話をしよう――。
堺市の城市(じょういち)浩さん(61)は、大阪市内の老人ホームに入所していた高齢の母、千恵子さんがもし亡くなったら、そんなお別れをしようと考えていた。若い頃からおしゃれな自慢の母。だが、現実は非情だった。
昨年11月中旬、千恵子さんの…
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