構成・木村健一
バレーボール男子日本代表主将の柳田将洋(28)=サントリー=にとって「自分らしさ」とは、挑戦し続けることだ。コロナ禍でチームが活動休止となったなかでも、読書から気づきを得たという。何を思い、どこに向かおうとしているのか。その奮闘する姿を随時、掲載します。
拡大する2019年W杯で日本代表主将を務めた柳田将洋
東京オリンピック(五輪)は無事開かれるのか。世論調査では中止や延期を求める声が大勢を占める。「非常に複雑な気持ち」と言う。
「五輪は平和の祭典で、全員が求めて成立する大会だと思う。コロナ禍の中で開催して、それを平和の象徴とできるかといったら、難しい」
「僕らがプレーをして、色々な人に勇気や元気を与えられるかもしれないけれど、リスクもかかる。選手としては、組織委員会や国際オリンピック委員会(IOC)といったところの判断に委ねるしかない。五輪ですべてが終わるわけではない。リーグで戦っている。今できることは、目標を定め、コンディションを上げていくこと」
スポーツ界では昨年11月、体操の内村航平が「国民の皆さんとアスリートが同じ気持ちじゃないと大会(東京五輪)はできないと思う。どうにかできるやり方は必ずあるので、どうか『できない』とは思わないでほしい」と声を上げた。
記事後半では、さらなる五輪への気持ちや一冊の本との出会いを語ってくれました。柳田選手のオフショット写真もご覧いただけます。
「日本は声を上げづらい文化が…
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