[PR]

 16、17日に第1日程があった初の大学入学共通テストで、新型コロナウイルスの感染者92人と濃厚接触者132人に追試験の受験を許可したと、大学入試センターが27日発表した。このほか、試験会場で体調不良を訴えて追試験を申請した人は461人いた。第1日程の追試験を兼ねた第2日程は30、31日に全都道府県で行われる。

 センターによると、約53万人が出願した第1日程で病気などを理由に追試験が許可された人は、過去最多の1729人だった。このうち8人は申請を取り下げた。濃厚接触者は、自治体のPCR検査の結果が陰性で無症状といった条件を満たせば別室受験ができるが、陰性を証明できないなどの理由で132人が追試験に回った。

 試験中などに体調不良を訴えた人は898人おり、医師らがチェックリストに基づいて症状を確認して追試験を申請した人は461人いた。

 このほか福岡市と静岡市の会場で、受験生が体調不良を訴えた後の対応を監督者が誤り、計2人が再試験の対象になった。(伊藤和行)