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 厳寒にさらすことでうまみを増す「寒ざらしそば」の仕込み作業が、岩手県西和賀町で進められている。同町上野々の西和賀産業公社加工場で27日、職員が冷水に10日ほどつけ込んだソバの実を引き上げ、棚に並べて寒風にさらす作業を進めた。

 江戸時代、徳川将軍家に献上するため考案された技法とも言われ、同公社が町の特産にしようと、10年ほど前から始めた。町内で収穫されたソバの実を殻ごと冷水につけてアクを抜き、さらすことでなめらかな舌触りが生まれるという。

 同公社は「今年は大雪で仕込みが遅れたが、例年にない寒さで上々のできになるはずです」。1トンを仕込み、できあがった寒ざらしそばは3月に町内のソバ店など5店で提供される予定だ。

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