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 埼玉県秩父市大滝の冬の風物詩「三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)」が、朝晩の寒さと日中の暖かさに右往左往している。

 三十槌の氷柱は、岩肌からの湧水(ゆうすい)が寒さで凍ってできる高さ約10メートル、幅30メートルの天然ゾーン、水をかけて造り出す幅100メートル以上の人工ゾーンからなる。

 秩父観光協会大滝支部によると、昨年末に早くも見ごろを迎えたが、今月に入り、朝晩は氷点下の寒さが続くものの日中は10度を超える暖かな日が多く、一部が解けては凍るを繰り返している。例年では1月下旬は最盛期の見ごろだが、そこまでには至っていないという。

 今月22日の例だと、秩父市で午前7時に零下4・3度、午後1時に13・9度を観測し、20度近い寒暖差が記録されている。関係者は「日中も寒くなってほしい」。気温の変化にやきもきする日々が続きそうだ。(原裕司)

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