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 谷本正憲・石川県知事が、2015年以降に計4回、知事公舎(金沢市広坂1丁目)で自身の後援会「正委会」と懇親会を開いていた。一部報道を受け、正委会が認めた。公私混同ではないかとの指摘について谷本知事は27日、取材に「問題はなかったと思っている」と述べた。

 正委会によると、同会が知事公舎で懇親会を開くよう知事に要請し、15年11月、16年10月、18年10月、19年10月に計4回開かれた。そこでは県政の報告や会員との意見交換があり、焼きそばや豚汁などが振る舞われたという。懇親会の参加費は、知事夫妻と月1万円の会費を払っている会員は無料、同伴者は有料だった。

 谷本知事は現在、知事公舎には居住していない。谷本知事は取材に、懇親会は、知事公舎を見学してもらい、会員の意見を聞く機会だったと説明。後援会活動で県の施設を使うのは公私混同ではないかとの指摘には「知事は24時間一年中、公人。どんな時にプライベートに戻り、どんな時が公人なのか、よくわからない。問題はなかったと思っている」などと話した。(三井新)