三重大病院の元教授を再逮捕 寄付金見返りに薬剤使用か

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 三重大病院を巡る汚職事件で、津地検は27日、製薬会社「小野薬品工業」(大阪市)の薬剤を積極的に使う見返りに、賄賂として200万円を受け取ったとして元教授の亀井政孝容疑者(54)を第三者供賄容疑で再逮捕し、発表した。

 同社が正規の手続きで大学の口座に振り込んだ「奨学寄付金」が賄賂にあたると判断された。三重大幹部は「研究教育目的の寄付金が違法行為として立件され驚いている」。業界関係者は「寄付のルールは重要で、罪にならないよう積み重ねられてきた。今回のケースは想定外で、過去に聞いたことがない」と話す。大学によると、奨学寄付金は本来研究と教育を目的としており、大学は内部の審査の上で小野薬品工業からの奨学寄付金を受け入れた。審査では、不正な薬剤の使用などとひもづけて審査することはできなかったという。

 津地検は同社社員の山本裕介(48)、宮田洋希(44)の両容疑者も贈賄容疑で逮捕した。認否は明らかにしていない。

 発表などによると、当時臨床…

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