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 イラクの首都バグダッドで、酒販店を狙った攻撃が頻発している。関与が疑われているのはイスラム教シーア派の新興組織。酒を禁じた戒律にのっとり、「悪の追放」を呼びかける。過激派組織「イスラム国」(IS)をほうふつとさせる動きに、治安当局は神経をとがらせている。

 バグダッド中心部のカラダ地区。住宅地の一角に、高さ約3メートルの塀で囲まれた倉庫がある。昨年11月26日夜、正面の鉄扉の前で即席爆弾が爆発した。けが人はいなかったが、路上に止めてあった車のガラスが割れた。倉庫には販売用の酒類が大量に保管されていた。

 酒販店を狙った攻撃はこれまでも散発的にあったが、地元メディアによると、同10月末から規模の小さな爆発や小売店主への襲撃が集中的に発生。1月下旬までに22件に達し、少なくとも2人が死亡した。

背後にある組織は

 「ラバッラー(神の一団)」と…

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