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 福岡県は27日、新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生した高齢者施設に、保健所の判断に応じて専門家を派遣して対策にあたると発表した。28日から派遣を始める。

 県介護保険課によると、九州大学病院など4病院が協力病院になった。4病院の感染症専門医5人と感染管理認定看護師5人の計10人を県が登録。特別養護老人ホームや介護老人保健施設といった高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生するなどし、保健所が必要と判断した場合に登録した専門家を派遣。施設内のゾーニングなど、感染拡大防止策について指導や助言をする。

 県内で4月から今月25日に発生した225件のクラスターのうち、高齢者施設は2割弱にあたる41件を占める。1月は25日までで20件と急増している。介護保険課は「高齢者は重症化しやすいといわれている。感染拡大を防ぐため、対応していく」としている。協力病院は今後も増やす予定。