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 ロエベが2021年秋冬メンズコレクションを発表した。デザイナーのジョナサン・アンダーソンが、自ら作品を解説する映像を披露した。

 美術家や作家、詩人として活動し、花々のコラージュなどで知られたアメリカのジョー・ブレイナードの作品をとり入れた。中でも、赤や黄、紫など色鮮やかなパンジーを大胆に表現したニットやパンツは、ファッションの楽しさにあふれている。

 ベーシックなアイテムも、あっと驚くようなスタイルに変身。Tシャツやニットを、3枚ずつずらして重ねて1着に。「ブレイナードの作品を調べる中で『反復』というテーマを見つけ、実体のあるコンセプトとして反映させた」とアンダーソンは説明する。太ももから裾までいくつもベルトを巻いた、パンクなパンツもエネルギッシュだ。

 観客の前でモデルが歩くショーを開くのが難しい中、「本の中のショー」として、ブレイナードのコミックやアート作品を集めた本や、本コレクションのルックを紹介する小冊子などが報道関係者らに送られた。アンダーソンは、コロナ下においても「人々に夢を見せ、楽しませるような服を作りたい」と話した。(神宮桃子)