田中将大、楽天が獲得 8年ぶりに日本球界に復帰

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 プロ野球の楽天は28日、大リーグヤンキースからフリーエージェント(FA)になった田中将大(まさひろ)投手(32)との契約に合意したと発表した。田中の日本球界復帰は楽天の日本一に貢献した2013年以来、8年ぶり。2年契約で、日本プロ野球史上最高の年俸9億円プラス出来高払い(金額は推定)。背番号は楽天時代と同じ「18」。

 新型コロナウイルスの影響で大リーグの球団経営が悪化したため、今オフは移籍市場が滞り、田中の所属先が決まっていなかった。楽天球団の幹部によると、仙台市内の球団施設で自主トレーニングしていた田中と複数回、交渉していたという。大リーグでは春季キャンプが延期される可能性も浮上しており、東日本大震災から10年という節目の年に楽天へ戻ることになった。

 田中は兵庫県出身で、2006年秋の高校生ドラフト1巡目で駒大苫小牧高(北海道)から楽天に入団。1年目に11勝を挙げて新人王に輝いた。11年と13年には最多勝最優秀防御率最高勝率のタイトルを獲得し、沢村賞に輝いた。13年は無傷の開幕24連勝をマークしていた。日本球界での通算成績で99勝35敗、防御率2・30。

 13年オフにポスティングシステム(入札制度)でヤンキースに移籍し、14~19年には6年連続2桁勝利を日本選手で初めて記録した。コロナ禍のためレギュラーシーズンが162試合から60試合制となった昨季は3勝3敗だった。大リーグ通算成績は78勝46敗、防御率3・74。

同じ小学校出身の巨人・坂本「ワクワク」

 坂本(巨) 楽天復帰を決めた田中とは兵庫県伊丹市の同じ小学校で、同じ少年野球チームだった。「日本野球界にとってすごく明るいニュースで、(田中)将大の投球をまた見られることにワクワクしている。僕たちの世代を常に先頭で走ってくれている将大とまた同じステージでプレーできることを誇りに思うし、刺激にもなる。本当にすごいこと。対戦できるのを励みに、これからもがんばる」