藤井二冠、最終盤の「△8六歩」豊島竜王に浴びせた才能

有料記事

[PR]

杉本昌隆八段の棋道愛楽

 先日、名古屋市内の中学校で、色々な世界の「プロ」がその仕事のことを話す企画があり、私も講師の一人として出席しました。

 講義を受けるのは中学2年の生徒たち。私も普段、十代の弟子たちとはよく話しますが、将棋界以外の学生との交流は新鮮です。生徒からの質問は印象深いものばかりでした。

 「将棋の魅力は何ですか」というシンプルなものもあれば、「将棋文化の担い手としてどのような自覚を持っていますか」という鋭いものまで。

 「自覚か、そういえば最近対…

この記事は有料記事です。残り906文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料