「ぐねぐね」生きたダイオウイカ 410cm、冷凍保存

榊原織和
【動画】島根沖で生きたダイオウイカ見つかる=しまね海洋館アクアス提供
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 巨大な深海生物のダイオウイカが、島根県沖で生きた状態で見つかった。調査したしまね海洋館アクアス(島根県浜田、江津両市)によると、体長は410センチ。しばらくして死んだが、生きたまま見つかるのは全国でも珍しく、島根では初めてではないかという。

 アクアスによると、ダイオウイカは26日に島根県沖で漁師が発見し、島根県出雲市猪目町の猪目漁港まで船に係留して連れてきたという。連絡を受けたアクアスの職員が漁港に着いたときには、「水を吐き出す漏斗や腕がぐねぐね動いていた」という。

 アクアスには年に数件、県内で岸に打ち上げられたダイオウイカが見つかったと報告があるが、生きた状態で見つかるのは非常に珍しいという。アクアスの魚類展示課の石川亮太さんは「ダイオウイカは普通は暖かい海の深海にいる。冬の海流に乗って日本海に来てしまったのでは」と話す。

 見つかったときにすでに衰弱した状態。イカの腕の中で最も長く、弱ると切れてしまいやすい触腕は2本ともなかったが、アクアスがこれまでに確認したダイオウイカの中では最も体長が大きかった。現在はアクアスで冷凍保存しており、研究に役立てるという。(榊原織和)