「私にリアルオバQって…」日本一短い手紙、大賞決まる

八百板一平
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 福井県坂井市の丸岡文化財団は29日、日本一短い手紙のコンクール「一筆啓上賞」の入賞作品を発表した。第28回は「笑顔」をテーマに、国内外から5万2805通の応募があった。シンガー・ソングライターの小室等さんや俳人の夏井いつきさん、作家の宮下奈都さんら5人が審査し、大賞に次の5編(年齢は応募時)を選んだ。

 《「お母さん」へ》「貴女は親切ね。優しくていいお母さんに育てられたのね。」私は、お母さんの娘ですよ。=川崎市の伊藤磨理子さん(68)

 《「夫」へ》結婚式で白無垢(むく)綿帽子の私に、満面の笑みで「リアルオバQ」って言ったの忘れないから=新潟市の佐藤浩子さん(49)

 《「自分」へ》説教中、親を笑顔で見つめたらもっと怒られました。もう私は天使ではないようです。=横浜市の上田泰守さん(15)

 《「おかさん」へ》手紙読むのが楽しみと笑顔見せ言うてくれたけ、切手十枚また買うた。途中で逝くなや。=盛岡市の福田栄紀さん(63)

 《「こどもたち」へ》迷ったら、笑顔がうまれる方へ、進んで下さい。=栃木県那珂川町の嶋崎有子さん(52)(八百板一平)