「虐殺逃れ、川渡った」 エチオピア、友達は銃殺された

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ハムダエット=遠藤雄司
【動画】スーダンの国境の町ハムダエットとウム・ラクバ難民キャンプ=遠藤雄司撮影
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 昨年11月に始まったアフリカ東部エチオピア北部ティグレ州をめぐる政府軍と地元政党の軍事衝突は、6万人を超える難民を隣国スーダンへと押しやった。戦闘や武装勢力の襲撃から逃れた人々の多くは、荷物さえ持たずに国境の川を越えてきた。1日最大数千人の難民が殺到したスーダンの国境の町ハムダエットを訪ねた。

 幅数十メートル、深さ約1メートルのテケゼ川は勢いよく流れていた。対岸は軍事衝突があったエチオピアのティグレ州だ。昨年12月24日、国境警備にあたるスーダン兵は「多い時は1日約3千人がボートや徒歩でこの場所を渡ってきたが、12月に入ってからエチオピア軍が警戒を強め、ここを越える難民はほとんどいなくなった。いまは北側の(隣国)エリトリアを経由してスーダンに入ってきている」と話す。

 「『虐殺』から逃れるために…

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