【動画】配信落語家対談 笑福亭たま×桂紋四郎=Zoomレコーディング
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、エンターテインメント界は様変わりしました。公演の中止や延期を余儀なくされてまもなく1年。この間、急成長を遂げたのが「配信」です。エンタメの表現活動として定着するか。積極的に取り組んでいる落語家の笑福亭たまさん(46)と桂紋四郎さん(32)に、今後の展望などを語ってもらいました。もちろんZoom(ズーム)で。

拡大する写真・図版Zoomで語り合う笑福亭たま(上)と桂紋四郎

始まりは「テレワークせなしゃあない」

 ――コロナ禍のもと、率先してユーチューブでの生配信を始めたのは紋四郎さんでしたね

 紋四郎 去年の2月です。楽屋で一緒だった南龍兄さん(講談師の旭堂南龍)が「僕らもテレワークせなしゃあないなあ」。そう言わはったんで「兄さん、それ出来ますわ」。

 ユーチューブは前から使っていました。自宅でのテレワーク落語会をツイッターとフェイスブックに載せたら反響があって、3月1日に「いいね!」の数で優勝者を決めるグランプリをやったらさらに広まったんです。

 たま そのころは、まだ生の落語会をやっていました。必要だと思うし、不要かどうかを決めるのはお客やと思ったから。「基本、来んといてください。どうしても聴きたい人がいるなら来てください」という姿勢。でも、不要とされてもコロナが収まるまでの期間やと思い直したんです。

 紋 僕は落語とは別に、同期の(桂)華紋さんと3月に朝の情報番組みたいなものを始めました。朝7時から、ツイッターの投稿と連動した「おはよう落語」です。緊急事態宣言の間も続けたら喜んでもらえて、今もやっています。毎日同じ時間に配信するのは大きい。楽しみにしてもらえるし、全国に知ってもらえました。

拡大する写真・図版ユーチューブで毎朝配信する「おはよう落語」の桂紋四郎さん(右)と桂華紋さん。チャットを読み上げて進行する=昨年3月

想像しているものを映せばいい

 た ズームの落語会を始めたのは6月から。昔から、落語は画面で見たら面白くないと思っていたんです。テレビでは、落語の良さを伝えるのは難しいと。でも華紋さんのアイデアで、面白く見せるやり方の糸口がつかめた。(落語)「犬の目」でカメラに向かって人の目をくりぬくしぐさをしたら、画面で見ている人は自分がやられている気になる。お客が脳みそで想像しているものを画面に映せばいいことに気がついた。

拡大する写真・図版どアップの表現がおなじみの笑福亭たまさんのZOOM自宅落語会。演目は「へっつい幽霊」

笑福亭たま×桂紋四郎
オンラインと生の落語会の違いとは?オンラインで上手くなるのか?今年はどんな年にしたいか?2人の話は続きます。

 オンラインと生の違いも考えま…

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