横田基地訴訟、過去分の騒音被害のみ賠償確定 最高裁

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 横田基地東京都福生市など)の周辺住民ら144人が騒音被害を理由に国を訴えた「第9次横田基地公害訴訟」で、最高裁第二小法廷(草野耕一裁判長)は住民の上告を退けた。憲法違反などはないとだけ判断した。住民側は夜間・早朝飛行の差し止めや過去と将来の騒音に対する賠償を求めたが、過去分の賠償1億1200万円だけを認めた二審・東京高裁判決が確定した。27日付の決定。

 一審・東京地裁立川支部は、騒音による睡眠妨害などを認め、特にひどい地域の住民には国が約9500万円を賠償すべきだと判断。飛行差し止めは認めず、高裁は控訴審の期間について賠償額を増やした。