キャバクラに政治資金で支出 公明・遠山清彦氏が謝罪

太田成美
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 公明党遠山清彦・前財務副大臣(衆院比例九州ブロック)は29日、自身が代表を務める資金管理団体「遠山平和政策研究所」が、キャバクラやスナック4軒での飲食代計約11万円を支出していたと記者団に明らかにした。「不適切だった」として、この日、総務省政治資金収支報告書の修正を届け出た。

 遠山氏は同日、党の幹事長代理を辞任した。

 遠山氏によると、2019年6~10月に地元の公設秘書福岡市内のキャバクラ3軒に計約9万円を支出。同年6月には、自身が宮崎県延岡市内のスナックを利用し、2万円を支出していた。秘書は後援会関係者らと、自身は民間企業社長と懇談したとしている。遠山氏は「社会通念上、国民の皆様のご理解を得ることはできないだろう」として、修正に際して自身と秘書は返金したと述べた。

 遠山氏は緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブに行ったとして、謝罪したばかり。相次ぐ不祥事に、「本当にただ申し訳ない思いでいっぱい」と陳謝した。次期衆院選では神奈川6区での公認が決定しており、「衆院議員の職責を果たしていく中で、地元の皆様の信頼を回復できるよう努力したい」と述べた。

 野党側は批判を強めている。立憲民主党安住淳国会対策委員長は記者団に「国民の厳しい目があることは事実。厳しく追及していきたい」と語った。(太田成美)