セカンドはデパートの「新社長」 具志川商、初の甲子園

高校野球

坂名信行
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(29日、選抜高校野球出場校発表)

 21世紀枠で選ばれた具志川商は1979年の創部以来、初の甲子園出場を決めた。選抜の沖縄県勢としては87回大会に出場した糸満以来、6年ぶりの吉報だ。出場決定は校内放送で流れ、教室にいたマスク姿の選手たちは「よーし!」と声を上げ、拍手をして喜んだ。

 2015年秋、16年春は部員不足で他部の生徒を加えて大会に参加する状況だったが、OBの喜舎場(きしゃば)正太監督(33)が17年にコーチとして就任。熱心な活動が徐々に広まり、現在はマネジャーを含めて33人。昨秋の沖縄県大会で準優勝、九州大会では8強入りした。粟国(あぐに)陸斗主将(2年)は「甲子園で思い切ったプレーができれば全国のチームにも負けない」と意気込む。

 具志川商では、学業の一環で地域企業と連携して商品販売に取り組む模擬株式会社「具商デパート」が年に1回、開かれる。27日には島袋大地二塁手(2年)が新年度の社長に決まった。「甲子園で活躍すれば『具デパ』が盛り上がりますよねえ」と胸を膨らませていた。(坂名信行)