「学長はあまり兼業しない」旭川医大巡り国立大学協会長

編集委員・増谷文生
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 国立大学協会の永田恭介会長(筑波大学長)は29日にあった総会後の記者会見で、旭川医科大(北海道旭川市)の吉田晃敏学長が滝川市立病院(同滝川市)と「医療情報アドバイザー」の契約を結び、月額40万円の報酬を得ていたことについて、「一般的に学長はあまり兼業はしていない」と述べた。

 病院長の解任問題についての見解を質問された永田会長は、「学長の言い分も聞いて、これから判断したいと思う」と話した。そのうえで自ら兼業問題を取り上げ、「たぶん、一応プロセスはちゃんとしていたと思うが、一般的に学長はあまり兼業はしていないと思う。仮に兼業をする場合、相当に学内で審査を受けてやっていると思う」と語った。

 また、筑波大では外部の有識者も参加する選考会議が病院長の選任や解任をしていると紹介。「旭川医科大の学則を見ないとわからないが、我々の大学では、(役員会が病院長を解任することは)ありえないことだ」と話した。(編集委員・増谷文生)