共通テスト第2日程が30、31日に 約2500人受験

伊藤和行
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 初めての大学入学共通テストの第2日程が30、31日に行われる。コロナ禍の長期休校で授業が遅れた現役生718人が出願したほか、16、17日の第1日程の追試験・再試験に回った約1800人も試験に臨む。

 本試験が二つの日程で行われるのは、昨年までの大学入試センター試験やその前身の共通1次試験でも例がなく、初めて。

 第2日程は、全国高校長協会などが授業が遅れた生徒のために試験日程の後ろ倒しを求めた結果、文部科学省が1月16、17日の2週間後に設けた。現役生が選択して校長が認めた場合に出願できることになったが、多くの生徒が授業の遅れを取り戻したほか、日程が各大学の個別試験と近接しており、出願者は少なかった。

 一方、新型コロナの感染者や濃厚接触者ら、第1日程を病気などで受けられなかった計1721人が追試験に臨む。今年は全都道府県に会場が設けられ、体調不良であれば追試験を申請するよう呼びかけられたため、昨年の約6倍に増えた。暴風雪のため北海道の稚内北星学園大学で第1日程の1日目が受けられなかった受験生ら計77人の再試験も行われる。(伊藤和行)