フランス、EU域外からの入国禁止 感染歯止めかからず

新型コロナウイルス

疋田多揚
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 フランスのカステックス首相は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えることを目的に、欧州連合(EU)域外からの入国を31日から原則として禁じると発表した。出国も同様に禁止する。

 フランスでは連日2万人超の新規感染者を記録。英国などで猛威を振るう感染力の強い変異ウイルスも連日2千件以上確認され、拡大を続けている。

 カステックス氏は、今月から全土で導入している午後6時からの外出禁止令について、「効果はあったが不十分だ」と指摘。入国を厳しく規制するとともに、夜間の外出禁止を守らない市民の検挙を強化すると明らかにした。31日以降にEU域外と行き来できるのは「特別な理由」がある場合に限られるとしたが、具体例には触れなかった。

 昨年春と秋に課した24時間の外出禁止令については、「あらゆる面で影響が重大だ。避けられるチャンスがまだ残されている」として見送った。

 フランスは今月から、全世界からの入国者に新型コロナ検査の陰性証明の提示を義務づけ、EU域外から入国した場合は1週間の自主隔離を求めている。(疋田多揚)

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