コロナ病床ない民間病院も患者受け入れ 大阪の病院調査

新型コロナウイルス

森下裕介
[PR]

 大阪府保険医協会は26日、新型コロナの専用病床を持つ病院以外の病院でも、感染が判明した患者を院内で待機させるなど受け入れに携わっているとの調査結果を公表した。協会の高本英司理事長は記者会見し、「民間病院が患者を受け入れていないと言われるが、すでに何らかの形でコロナ患者を診ている」と訴えた。

 府内にある全約510の病院を対象に調査を行い、民間122や公的・公立8など計132病院から回答があった。コロナ専用病床がある20病院を含む132病院のうち、44病院でコロナの感染が確認された患者を院内に待機させた経験があった。症状が回復した患者を受け入れた病院も37あった。

 府は昨年末、内科や呼吸器内科がある2次救急の病院のうち、まだコロナ専用病床を持たない108病院に患者受け入れを要請。今回の調査では、そのうち40病院が回答した。それまでコロナ専用病床を確保しなかった理由を複数回答で尋ねると、「動線確保や個室の数など病院の構造上の問題」が30病院。「感染症のスタッフがいない・少ない」が26病院、「重症化した際の転送先に不安がある」が21病院と続いた。昨年末の府の要請に応じたのは5病院にとどまった。(森下裕介)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]