空き家をおしゃれなシェアハウスに 岐阜女子大生が提案

高木文子
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 岐阜女子大学(岐阜市)の学生の提案をもとに、岐阜県山県市の空き家が女性用のシェアハウスに改修中だ。リビングをおしゃれなカフェ風にしたり、ポップな色合いの個室を設けたり。4月の完成をめざし、学生も内装工事を手伝う。

 改修するのは、築30年ほどの2階建て民家(延べ約100平方メートル)。岐阜市中心部から車で20分ほどの住宅街にある。4人用のシェアハウスにする計画で、所有する不動産賃貸会社が同大に提案を募った。

 同大生活科学科では、2018年から各務原市で空き家の改修に携わってきた。今回も実習の一環として、昨夏から住居学専攻の学生がデザインを練った。

 4LDKの間取りを生かし、改修後は四つの個室とリビングを設ける。リビングは落ち着いた青と白の壁紙にして、入り口を2カ所に増やした。「みんなが集まりやすくて会話が弾む場所になれば」と大西愛結さん(3年)。個室はポップな黄や青を基調にした部屋と、モノトーンの色調の部屋がある。

 住居学専攻の学生は、卒業後に建築士として住宅会社などで働くことも多い。昨年10月から改修工事が始まり、3年生15人ほどが壁紙のはり替えなどを手伝ってきた。横山葵さん(3年)は「提案が本当に実現していく姿に驚いている。内装職人の仕事も知ることができた」と話す。

 物件を所有する「キーシュトバム」(名古屋市)の桜木智恵代表(44)は「空き家問題は全国的な課題と考えて活用をめざしている。若い感性を生かしたシェアハウスに生まれ変わることで、まちの活性化につながれば」と話している。(高木文子)