正恩氏と似た黒革のコート…異例の出世、序列3位の幹部

有料会員記事

ソウル=神谷毅
[PR]

 北朝鮮で先月開催された朝鮮労働党の第8回大会で、党最高指導部の政治局常務委員に異例の昇格を果たした趙甬元(チョヨンウォン)氏に注目が集まっている。北朝鮮の政権幹部情報は厚いベールに包まれているが、関係者の話からは金正恩(キムジョンウン)総書記との親密な関係が浮かぶ。

 趙氏は党大会で、党の意思決定機関である政治局の局員候補から、政治局員を経ずに常務委員にスピード出世し、7人の書記のうちの1人に選ばれた。正恩氏をトップとして軍を統率する中央軍事委員会の委員にも入った。幹部の名が呼ばれる際の順番からは、趙氏が「序列3位」となったことも判明した。

 平壌の金日成(キムイルソン)広場で14日夜に開かれた党大会の記念軍事パレードで、正恩氏は黒い革のロングコートを着て、軍人や観衆の前に現れた。目をひいたのが、よく似た黒い革のコートを着た趙氏の姿だった。「正恩氏の厚い信任の証しとして贈られたもの」(韓国統一省関係者)とみられる。

「百科事典のように語る」 たたき上げ

 韓国の統一省や専門家らによ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら