[PR]

 124年ぶりに節分が2月2日となった今年の恵方巻き商戦は、コロナ禍の世相を反映したものとなった。巣ごもり需要が高まって「ちょっとぜいたく」な商品が好調で、店頭ではなくネットからの予約も増えた。今年の恵方は南南東。

 総合スーパーのイオンリテールでは、恵方巻きの事前予約で1人当たりの購入額が前年比1割ほど伸びた。全体でも売上高が2割増え、ネットでの予約は約2倍。一番人気は税抜き1380円の商品で、担当者は「1千円以上が一番になったのは初めて」と話す。兵庫の「香住ガニ」を使った1本5千円の商品も想定以上の売れ行きという。

 売れ残りが大量に廃棄される問題が指摘されたコンビニ各社は、今年も予約販売を強めた。セブン―イレブンは予約の受付期間を昨年より10日長くし、ファミリーマートは早めの予約に割引を用意。ローソンでは昨年、事前予約を促したことで前年より廃棄を半減できたとし、今年も「原則予約制」にしたという。(中島嘉克)