任天堂が業績予想再び上方修正 巣ごもりでスイッチ好調

森田岳穂
[PR]

 任天堂は1日、2021年3月期の純利益の予想を上方修正し、昨年11月時点の3千億円から4千億円(前年比54・7%増)に引き上げた。上方修正は2度目。「巣ごもり需要」もあって、主力ゲーム機「スイッチ」の販売が引き続き想定以上に好調という。

 売上高予想は2千億円多い1兆6千億円(前年比22・3%増)、営業利益は1100億円多い5600億円(同58・9%増)を見込む。営業利益、純利益ともに過去最高の見通し。

 スイッチの販売見通しは250万台引き上げて2650万台にした。ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」なども売れ行きがよく、ソフト全体の販売見通しも3500万本増の2億500万本に修正した。

 一方、在宅勤務によるパソコンの需要増などで世界的に半導体部品の供給不足が問題化している。古川俊太郎社長はこの日の会見で「当面必要な部材は確保している。ただ、スイッチは想定以上の需要で特に日本では一部製品が品薄になる可能性もある」と述べた。(森田岳穂)