ミャンマー国軍、選挙やり直し示唆 欧米諸国から制裁か

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バンコク=福山亜希
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 ミャンマー国軍は1日、クーデターを起こし、政権与党・国民民主連盟(NLD)を率いるアウンサンスーチー国家顧問らを拘束した。その後、国軍系のテレビ局を通じて「国軍が国家の権力を掌握した」と発表した。民政移管から10年で、民主化の流れに逆行することになった。国軍は選挙をやり直す考えを示したが、欧米諸国などは厳しく非難しており、制裁を科される可能性がある。

 国軍は昨年11月の総選挙で不正があったと主張し、NLD政権との対立を深めていた。国軍は声明で新たに「自由で公正な選挙を行う」としたが、先行きは不透明だ。

 国軍系のテレビ局は1日午前8時半(日本時間午前11時)ごろ、1年を期限とする非常事態宣言が出されたと報道。国軍出身のミンスエ副大統領が大統領代理に就任し、ミンスエ氏から軍トップのミンアウンフライン最高司令官に立法や司法、行政の国家権力が移譲されたと伝えた。

 その後、国軍は声明を出し、有権者名簿の重複など国軍が指摘してきた総選挙の不正について、選挙管理委員会が説明できなかったと主張。軍の下で新しく選管を設け、一定期間後に総選挙をやり直すとした。

 政府高官はスーチー氏らが1…

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