恵方巻き、アフリカゾウが丸ごとパクリ 白浜

大野宏
【動画】和歌山・白浜でアフリカゾウに恵方巻き=大野宏撮影
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 節分(今年は2日)を控えた1日、和歌山県白浜町アドベンチャーワールドで暮らすアフリカゾウたちに、特製の恵方巻きと福豆の落花生が贈られた。

 同園には1978年の開園以来暮らしているメスが3頭おり、それぞれ推定50歳。体重は5~6トンで、1日に100キロほどのエサを食べる。この日は飼育スタッフがくりぬいた大根にカボチャやニンジン、サツマイモなどを詰め、白菜で巻いた長さ25センチ、直径10センチほどの「恵方巻き」を恵方の南南東から差し出すと、鼻で受け取って丸ごと口中へ運んでいた。ほぼ年齢の数にあたる落花生を来園者らからももらった。

 飼育スタッフの岡光徹徳さん(45)は「思った以上に喜んでくれた。このままずっと長生きして欲しい」と話していた。(大野宏)

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