2人の青木しげるが立候補 60歳と47歳、結果に明暗

渡辺松雄
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 1月31日に投開票された佐賀県唐津市議選には2人の「青木茂(あおきしげる)」氏が立候補した。同姓同名なうえ、いずれも無所属現職、自民系会派の男性。前回は1人が新顔という違いもあったが、今回は「60」「47」という年齢の違いで、票が判断された。33人で28議席を争い、60歳が12番目で5回目の当選、47歳は30番目で落選し再選ならずと、明暗が分かれた。

 市選挙管理委員会は、投票用紙に、名前とともに年齢が記入されていることで、2氏の票を区別した。

 判別できたのは、60歳が1493票、47歳は801票。これに比例して、どちらか判別できなかった「案分票」を割り振ると、得票は60歳が1932・959票、47歳は1037・037票となった。最下位の当選者は1123票だった。

 市選管は、投票所に用意した候補者一覧で、2氏には年齢も付記。ただし、他の候補者と不公平になるとして、投票の際、記入方法などについての特別なアドバイスはしなかったという。区別方法を知らせるのは、2氏に任されており、いずれも「新型コロナウイルスの影響で人を集めにくく、どこまで周知できるか不安」としていた。

 4年前の前回選挙では、「現職」「新人」という違いでも判別。当時56歳の現職は2947・697票、43歳の新顔は1522・302票だった。(渡辺松雄)