ミャンマー「軍政回帰」を国内外が懸念 日本は対話路線

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バンコク=乗京真知 ワシントン=大島隆、ニューヨーク=藤原学思、北京=冨名腰隆
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 民政移管から10年となるミャンマーで起きた国軍のクーデターで、この国は「軍政回帰」の危機を迎えた。軍政時代の記憶がなお残る市民らは、不安を隠せない。米国は制裁も辞さない姿勢を示すが、国際社会も一枚岩ではない。日本政府は対話による問題解決を模索する。

 国民民主連盟(NLD)は1日、スーチー氏が拘束される前にあらかじめ用意したとする声明をフェイスブックで発表した。軍の行動を「この国を独裁国家に引き戻すものだ」と批判し、国民に「抗議するよう求める」としている。

 NLD幹部の動画もSNSで拡散した。かつて軍政下で長期拘束されたウーウィンテイン氏。「彼(ミンアウンフライン国軍最高司令官)は国益よりも自身の権力への野望を優先した」とし、国民に「平和的な手段で抗議してほしい。新しい世代の人たちが、民主主義を求めて奮闘し続けてくれると信じている」と呼びかけた。

 国軍がアウンサンスーチー氏…

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