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 1月31日投開票の埼玉県戸田市議選(定数26)で25番目の912票の得票で初当選したスーパークレイジー君(34)が1日、当選証書を受け取った。選挙で使ったこの通称で議会活動も行うとして、市議長宛てに通称使用届を提出した。8日開催の各会派代表者会議で報告され、確認決定される見通しだ。

 昨年7月の都知事選でスーパークレイジー君の名前で活動して話題になった。だが選挙ではこの名前は認められず本名の「西本誠」で立候補し、落選。友人や親戚らがいることから戸田市には行き来していて、市議選があることを知り、その後、戸田市に移り住んだという。今回の戸田市議選では、政治活動で使っているスーパークレイジー君で立候補を届け出て、市選挙管理委員会はYouTubeを通じた活動などで政治家として浸透しているとして通称の使用を認めた。

 選挙戦では、ベンツを改造した選挙カーを使い、金髪、白色の特攻服という姿で街頭に立ち、「教育格差の是正」「高齢者憩いの広場の整備」などと、教育や福祉の充実を訴えた。

 当選証書付与式にはスーツ姿で出席。勝因について「辻立ちなどではSNSで知った子供たちが大勢集まってきた。そこから親に伝わって票が集まった」と分析。「自分が議員でいることで市議会に関心がなかった人たちにも目を向けてもらいたい」と話している。(堤恭太)