公立小教員採用倍率、最低の2.7倍 長時間労働敬遠か

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鎌田悠
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 2020年度採用の公立小学校の教員の採用倍率が全国平均で2・7倍となり、過去最低となった。文部科学省が2日、調査結果を公表した。大量採用した教員の定年退職期と重なり採用者数が多いことや、長時間労働などで教職が敬遠され、受験者数が伸びないことも要因とみられる。

 47都道府県や政令指定都市などの教員採用について調査した。20年度に採用した小中高・特別支援学校の教員、養護教諭栄養教諭は計3万5058人(前年度比106人増)。採用試験を受けたのは計13万8042人(同1万423人減)で、全体の採用倍率は3・9倍(前年度4・2倍)だった。

 このうち小学校は採用者1万6693人(前年度比336人減)に対し、受験者は4万4710人(同2951人減)。採用倍率は2・7倍で、19年度と1991年度の2・8倍を下回り、調査開始以来最も低かった。

 小学校の採用倍率を自治体ご…

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