岡山城を傷つけた容疑で男逮捕 天守閣に自分の名前も

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 岡山城岡山市北区)の月見櫓(やぐら)(国指定重要文化財)や天守閣などで多数の傷が見つかった事件で、岡山県警は2日、愛知県清須市西市場6丁目の無職加藤丈晴(たけはる)容疑者(47)を文化財保護法違反や建造物損壊、器物損壊の容疑で逮捕し、発表した。「全く知りません」と容疑を否認しているという。

 城を管理する市によると、傷は1月18日、計30カ所で確認された。逮捕容疑は1月13日から18日までの間、岡山城の月見櫓や天守閣など数十カ所に線状の傷をつけたというもの。県警によると、このうち天守閣の傷には「加藤」と彫られたものもあった。

 高知城(高知市)や松山城松山市)、福山城(広島県)のほか、桃太郎のモデルとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)をまつる吉備津神社(岡山市北区)の国宝の拝殿などでも似た形状の傷が見つかり、県警は関連を調べる。

 加藤容疑者は1月23日、岡山市内の駐車場で車を硬貨で傷つけたとして、器物損壊容疑で現行犯逮捕されていた。