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 あいくるしい笑顔で視聴者の心をつかんだ「こども店長」も今年で20歳になる。高校3年間のイギリス留学を経て帰国し、昨年から芸能活動を本格的に再開した加藤清史郎(19)。大河ドラマ「麒麟がくる」に誠仁親王役で出演しているほか、ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(朝日系、土曜夜11時)では、小芝風花演じる主人公が思いを寄せる相手を演じている。留学時代の思い出や、人生の転機になった先輩俳優からの言葉について語った。

 久しぶりに自分を見た親戚や友人の親からは「シュッとしたね」と言われることが多いという。「何も変わってないのにな。ずっと小学生のころのままというか、ガキですよ」と照れ気味に笑う。

 物心つく以前からカメラの前に立ち続けてきた。芸能活動の一番古い記憶は2歳の頃。「習い事みたいな感覚というか、みんなが放課後に野球チームやサッカーチームでスポーツするのと同じように、僕も好きなことをやっているという感覚でした」。そうしたスタンスは19歳になったいまもあまり変わらないという。「これでごはんを食べていくとか、お金をいただいているということは自覚しないといけないですけど、なんか忘れたくないんです、その気持ちは。今まで通り楽しんでいけたら幸せだなと思います」

 2009年のNHK大河ドラマ「天地人」で主人公・直江兼続の少年時代を熱演。「こども店長」として登場した自動車メーカーのテレビCMで知名度が全国区になった。街中で声を掛けられることも増えたが、周りの友人たちが変わらず接してくれたことがうれしかったという。「学校の友達にとってはふだんの僕のイメージがメイン。何も変わらずにやってこられて、幸せだなと思います。なんなら『テレビに出てる加藤清史郎さんって、お前?』っていう反応のほうが多いです(笑)」

 阪神タイガースの大ファンである加藤。プロ野球選手になりたいという夢もあり、中学では野球部で汗を流した。転機となったのは2年生のとき、舞台で共演した市川海老蔵の言葉だった。「稽古の休憩時間に、『将来どうするの』と言われまして。野球選手か俳優かどちらかで悩んでいるという話をしたら『えっ、何年やってるの俳優?』って。そのときは14歳でしたが、『13年って、サラリーマンだったらベテランだぞ。そのキャリアや経験を捨ててまでお前は本当に野球をやりたいのか』と言われたんです」

 江戸歌舞伎を代表する市川團十…

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