都市のマンションが高いわけ 専門家に聞いた

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 新型コロナウイルスで消費が落ち込むなかでも、都市部のマンション価格は値下がりすることなく、むしろ上昇傾向にある。いったい何が起きているのか。不動産コンサルタントの長嶋修さんに聞いた。

 ――首都圏のマンションの平均価格はバブル期並みの高さです。なぜですか。

 「全国的に見れば住宅の着工戸数は下落傾向だが、東京、大阪など大都市に限れば需要は堅調だ。新規の発売が少なく、売れ行きは良いので在庫が減る。ひとつの物件に対する競争率が上がり、価格の上昇圧力が働くようになっている」

 ――需要は都市部に集中していますね。

 「90年のバブルの時は需要が都市部から郊外に向かっていったが、今は都市部に向かっている。共働きが増え、若年層ほど自動車の保有比率は低い。広さより、駅からの近さで選ぶ傾向は強く、コロナ禍でもこの流れは変わっていない」

 ――マンション価格は当面下がりませんか。

 「これから発売される新築マ…

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